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中国、香港市民保有の「英海外市民旅券」認めず 英国へ対抗措置

記者会見する中国外務省の趙立堅報道官=26日、北京(共同)
記者会見する中国外務省の趙立堅報道官=26日、北京(共同)

 【北京=三塚聖平】中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は29日の記者会見で、香港市民が保有する「英国海外市民(BNO)旅券」を31日から旅券や身分証明書として認めないと発表した。英国が、同日から香港市民の永住権取得に道を開く特別査証(ビザ)の申請を受け付けることへの対抗措置だ。

 今回の中国側の措置は、香港の旅券を持つ多くの市民にはあまり影響しないとみられるが、BNO旅券しか保有していない場合には出入りが制限される可能性がある。

 趙氏は、英政府の措置について「中国の主権を深刻に侵犯している」と反発し、「さらなる措置」をとる可能性も示唆した。

 香港の宗主国だった英国は、1997年の中国返還前に生まれた香港市民が申請できるBNO旅券の保有者とその扶養家族を対象に、特別ビザの受け付けを31日から始める。昨年6月末に香港国家安全維持法(国安法)が施行されたのを受けた措置で、中国側は反発していた。

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