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習氏が文氏の対北政策を支持、米牽制し韓国取り込み狙う

 25日に開幕したWEF主催のオンライン会合「ダボス・アジェンダ」で講演する中国の習近平国家主席=北京(新華社=共同)
 25日に開幕したWEF主催のオンライン会合「ダボス・アジェンダ」で講演する中国の習近平国家主席=北京(新華社=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】中国の習近平国家主席は26日夜に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談し、朝鮮半島の非核化実現は中韓「共通の利益」になるとして、文氏の対北朝鮮政策に積極的な支持を表明した。大統領府高官が27日に明らかにした。習氏は、昨年開催できなかった韓国を議長国とする日中韓首脳会談の早期開催を後押しする意思も伝えた。

 バイデン米新政権を牽制(けんせい)しつつ、韓国を中国側に引き寄せる狙いとみられる。

 習氏は、新型コロナウイルスをめぐる中韓の防疫協力が国際的な「模範」となったと強調し、文氏が提唱する中韓に北朝鮮や日本などを加える「北東アジア防疫保健協力体」の推進にも支持を伝えた。「北朝鮮は米韓との対話の窓を閉ざしていない」との見方も示し、南北や米朝対話への支持を明らかにした。

 習氏は、バイデン政権が復帰に慎重な環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加検討をめぐって「韓国と意思疎通していける」との考えを示し、文氏は参加について「積極的に検討している」と応じた。

 文政権が期待する習氏の訪韓については「条件が整い次第、訪問する」方針を確認するのにとどまった。

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