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世界のコロナ感染者が1億人超 昨年11月から倍増

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 【ロンドン=板東和正】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が26日(日本時間27日)、世界全体で累計1億人を超えた。世界の77人に1人が感染した計算となる。感染者数は昨年11月上旬に累計5千万人を上回ったばかりで、2カ月半余りで倍増した。感染力が強いとされる変異種が猛威を振るっており、依然、コロナ禍の収束は見通せない状況だ。

 累計感染者数は昨年6月下旬に1千万人を超え、その後は1カ月前後で1千万人ずつ増加した。5千万人を超えた昨年11月以降、増加ペースがさらに加速。世界保健機関(WHO)によると、昨年12月中旬以降、1週間当たりの感染者数は400万人台が続き、年末年始休暇後には500万人に迫り、今月10日、累計感染者数が9千万人台に達していた。

 世界全体の死者数は27日時点で215万人を上回っている。

 国別の感染者数では、米国が最多の累計約2540万人と世界のおよそ4分の1を占める。インドが約1060万人、ブラジルが約890万人と続いている。

 懸念されているのは、感染力が強いとされる変異種の拡大だ。英政府は昨年12月下旬にロンドンなどでの変異種感染の事例を発表。その後、英国の変異種は、南アフリカで確認された変異種とともに各国・地域に拡大した。

 WHOの集計では、今月19日時点で、英国型は60カ国・地域、南アフリカ型は23カ国・地域でそれぞれ確認されている。米国でも、英国型の変異種への感染例が各地で拡大。感染力が強いため、米疾病対策センター(CDC)は「3月までに変異種が米国の新型コロナの主力となる」と警鐘を鳴らしている。

 先進国を中心にワクチンの接種が進んでいるが、欧州ではワクチン供給が逼迫(ひっぱく)する問題も起きている。米製薬大手ファイザーと英製薬大手アストラゼネカは相次いで欧州連合(EU)への供給削減を発表し、接種計画の見直しを迫られる国が出ている。

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