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サムスントップの実刑確定へ 朴前大統領への贈賄事件が終結 

サムスン電子副会長、李在鎔被告(共同)
サムスン電子副会長、李在鎔被告(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国のサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李(イ)在鎔(ジョヨン)被告(52)に対し、ソウル高裁が18日に朴(パク)槿恵(クネ)前大統領=懲役20年などが確定=への贈賄罪などで言い渡した懲役2年6月の判決について、李被告側と、事件を捜査した特別検察官の双方が25日、再上告しない方針を表明した。李被告の実刑が確定する。

 2017年の李被告の逮捕・起訴以降、4年近くに及んだ審理が終結する。李被告は1年近く収監されたことがあり、仮釈放などがなければ、来年7月まで服役することになる。韓国最大の企業グループの経営トップ不在が韓国経済に与える影響が懸念されている。

 李被告は25日、弁護人を通じて「今回の判決を謙虚に受け入れる」と明らかにした。特別検察官は、量刑について「軽い」としながらも「事件の真相究明という目的は事実上達成された」との立場を示した。25日が再上告の期限だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大で経済の不確実性が高まる中、李被告が、父親の李健煕(ゴンヒ)同社会長の昨年10月の死去を受け、名実共にトップを引き継ぐ過渡期にあっただけに、グループ経営に与える衝撃も大きい。

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