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ナワリヌイ氏の釈放求め露全国でデモ数万人参加 政権側、参加者を1300人以上拘束

ロシアの首都モスクワの中心部で23日、拘束された反体制派指導者、ナワリヌイ氏の釈放を求めて抗議デモをする人々(小野田雄一撮影)
ロシアの首都モスクワの中心部で23日、拘束された反体制派指導者、ナワリヌイ氏の釈放を求めて抗議デモをする人々(小野田雄一撮影)

 【モスクワ=小野田雄一】毒物襲撃事件に遭い、治療先のドイツから帰国した直後の17日に拘束されたロシアの反体制派指導者、ナワリヌイ氏の釈放を求めるデモが23日、露各地の80以上の都市で行われた。

 同氏が主宰する団体「汚職との戦い基金」がデモを呼びかけた。治安当局による拘束リスクのある無許可デモだったが、首都モスクワも含め、少なくとも全土で数万人が参加した。

 露人権監視団体によると、同日夕までに参加者ら1338人が治安当局に拘束された。デモ現場にいたナワリヌイ氏の妻、ユリアさんも拘束された。

 露メディアによると、一部で当局側とデモ隊が衝突し複数の負傷者が出たが、死者は報告されていない。

 同氏拘束をめぐり、米国や欧州連合(EU)はロシアに釈放を要求。ロシアは「内政干渉だ」と反発してきた。デモを力で抑圧することで、露政権は欧米側とのさらなる対立激化も辞さず、国内の引き締めを強化する姿勢を鮮明にした。

 モスクワでは、デモ隊が「ナワリヌイ氏を釈放しろ!」「ロシアに自由を!」などとシュプレヒコールを上げた。拘束に乗り出した治安当局側に「恥を知れ!」と怒号を浴びせた。

 参加した会社員のアンドレイさん(27)は「沈黙はしない。国民の連帯を政権側に示す」と語った。大学生のエレーナさん(21)も「ロシアを普通の国にしたい」と話した。

 デモに先立つ21日、当局側は無許可デモを呼びかけた団体の幹部らを拘束していた。

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