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バイデン米大統領就任演説全文(下) 「同盟を修復する」「世界の灯台に」

就任式で宣誓するバイデン米新大統領。右はジル夫人=20日、ワシントンの連邦議会議事堂(UPI=共同)
就任式で宣誓するバイデン米新大統領。右はジル夫人=20日、ワシントンの連邦議会議事堂(UPI=共同)

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 米国民の皆さん、私たちを待ち受ける仕事では、私たち一人一人が必要とされるのだ。この暗い冬を抜けるためにすべての力と忍耐が必要だ。私たちはこれから、ウイルス禍で最も困難かつ致命的な時期に入ろうとしている。政治は脇に置き、一つの国としてパンデミック(世界的大流行)に向き合わなければならない。

 私は約束する。聖書に「喜びの歌とともに朝を迎えさせてください」とあるように、私たちはともに乗り越えると。

 ともに奉仕してきた下院と上院の仲間たちは、世界が今日の私たちを見ていることをよく理解している。

 これが国境の向こうへの私のメッセージだ。米国は試され、そこからより強くなった。同盟を修復し、昨日の試練に立ち向かうためではなく今日そして明日の試練に立ち向かうためにもう一度世界に関与する。そしてただその力を示すことによってだけではなく、実例から得られた力によって世界をリードしていく。

 私たちは平和、進歩、安全保障のために強く信頼されるパートナーとなる。私たちはこの国で実に多くのことをくぐり抜けてきた。私は大統領としてまず最初にお願いしたい。パンデミックによって亡くなった40万人の米国人、母、父、夫、妻、息子、娘、友人、隣人、同僚たちを忘れないため、ともに黙祷をささげてほしい。私たちは彼らに、あるべき国民と国になると名誉にかけて誓いたいと思う。だから、命を失った人々と残された人々、そして国のために黙祷をささげよう。アーメン。

 いまは試練の時だ。私たちは民主主義と真実に対する攻撃に直面している。ウイルスの猛威、広がる不平等、組織的な人種差別の毒牙、危機にある気候、世界における米国の役割…。どれもが十分に深刻な試練となるものだが、私たちはそのすべてと同時に直面しているのが現実だ。この国に重大な責任を課している。私たちは今後、試されることになる。

 私たちは皆で向上することができるのだろうか? なすべきことは多く、いまは大胆さが必要な時だ。そしてそれは確かだ。私たちの時代の重層的な危機をどう解決するのかで、私たちは判断されることになる。問題は、底力を見せられるかだ。この稀有(けう)で困難な時間を制御することはできるのか? 責務を果たし、新しいより良い世界を子供たちに引き継ぐことができるのか? 私はそうすべきだと信じているし、あなたがたもそうだと確信している。私たちにはできると信じている。

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