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コロナ死者40万人目前 封じ込め失敗の米国、変異種流行も

 【ニューヨーク=上塚真由】米国では今年に入り新型コロナウイルスによる死者が1日当たり3000~4000人となる日が相次ぎ、累計死者数が第二次世界大戦の戦死者数に匹敵する40万人に迫っている。昨年1月21日に米国内で初の感染例が確認されてから約1年を前に、累計感染者数約2390万人は死者数と並び世界最多となっている。感染封じ込め策は奏功せず、収束の気配はない。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の今月17日の集計によると、累計死者数は39万7401人で、米退役軍人省が発表する第二次大戦の戦死者数(40万5399人)に並ぶ規模となった。累計の死者数は昨年5月23日に10万人を超え、約4カ月後の9月21日に20万人を突破。さらに3カ月弱後の12月14日に30万人となった。冬に入り死者数は急増し、1カ月あまりで10万人増加するペースとなっている。

 感染爆発の「第1波」は昨年春に東部ニューヨーク州で起き、夏前は南部や西部の州が感染の中心地になった。現在は米国のほぼ全州に流行が広がり、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。

 状況悪化の要因は、呼吸器系の感染症が広まりやすい冬場という事情に加え、長引く規制による「コロナ疲れ」や年末年始の休暇で、人の移動が活発になったことが挙げられている。

 また、感染防止策として重視されるマスク着用も徹底できていない。35州以上で義務化されたものの、「強制は人権の侵害」と反対論も根強い。米ワシントン大の予測によると、このままのペースで感染が広がれば4月1日までに56万7000人が死亡。マスクの着用が徹底されなければ、死者は70万人に達するという。

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