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中国、昨年のGDP2・3%増 44年ぶり低成長

中国の習近平国家主席(新華社=共同)
中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】中国国家統計局が18日発表した2020年の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年比2・3%増だった。昨年初めには新型コロナウイルスの流行による影響で急激な景気悪化に見舞われたが、強権的な措置で早期に国内での感染拡大に歯止めをかけ、経済再開を推進して主要国で唯一プラス成長を維持したもようだ。

 マイナス成長は回避したものの、中国の経済・社会が大混乱に陥った文化大革命(文革)の最終年だった1976年(1・6%減)以来、44年ぶりとなる低成長だった。2019年は6・0%増(確定値)で、米欧の経済制裁を受けた天安門事件翌年の1990年(3・9%増)以来となる低水準に落ち込んでいた。

 2020年10~12月期の実質GDPは前年同期比6・5%増で、3期連続のプラスを維持した。

 中国では昨年1月下旬から2月にかけて新型コロナの流行が深刻になり、感染対策のため各地で企業の休業が長期化するなど経済が「停止状態」に陥った。直撃を受けた20年1~3月期の実質GDPは6・8%減と、四半期ベースの記録がある1992年以降で初という記録的なマイナスに。春頃には国内の流行を封じ込めたと判断し、政府が投資拡大や工業生産の再開の旗を振り、4~6月期からプラス成長に戻っている。

 コロナ禍で世界的に需要が高まっているマスクなどの輸出が伸びたことも経済回復の一因となった。

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