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北最高人民会議開幕日、正恩氏のポストに注目

 16日、軍事パレードの参加者らと記念写真に納まる北朝鮮の金正恩総書記(前列中央)。17日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)
 16日、軍事パレードの参加者らと記念写真に納まる北朝鮮の金正恩総書記(前列中央)。17日付の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は17日、国会に当たる最高人民会議の招集日を迎えた。出席する代議員らが16日に平壌の金日成(キム・イルソン)主席と金正日(ジョンイル)前総書記の銅像に献花したと伝えられており、予定通りに開幕したとみられる。開催は昨年4月以来で、会議の内容は18日以降に報じられる見通し。

 北朝鮮は当初、今月下旬の開催を予告していたが、米国でバイデン新政権が20日に発足する前の17日に前倒しした。新型コロナウイルス対応や国際社会による制裁で経済が逼迫(ひっぱく)する中、12日に閉幕した朝鮮労働党大会で決めた国家経済発展5カ年計画の予算や法令措置を急ぐ構えとみられる。

 新型コロナ対策で党大会に参加した代議員らを平壌に留め置く必要から日程を早めた可能性もある。

 最高指導者の金正恩(ジョンウン)氏が党大会で総書記に就任したこともあり、国家機構のトップとしての肩書も変更するかに注目が集まる。

 韓国の専門家の間では、祖父の日成氏と同じ「国家主席」を名乗る可能性が指摘される一方、日成氏の神格化で体制の権威づけを図ってきただけに、主席の踏襲はハードルが高いとみられている。ポストの位置づけの変更に必要な憲法改正が予告されていないことから、国務委員長の肩書を維持するとの観測もある。

 正恩氏は2019年から代議員に選出されておらず、出席しない可能性がある。出席した場合、バイデン新政権の発足と前後して施政演説し、対米メッセージを発するのかも焦点だ。

 肩書上は党の職責が降格となった妹の金与正(ヨジョン)党副部長が国家機関の役職に就くことがあるのか、対米協議を担い党人事では降格された崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官が国務委員のポストを維持するのかも、正恩政権の今後の外交を占う上で注目点となる。

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