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金正恩氏「米国は最大の主敵」、党大会で新たな核兵器開発を表明

北朝鮮の朝鮮労働党大会で話す金正恩党委員長=8日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮の朝鮮労働党大会で話す金正恩党委員長=8日、平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は第8回党大会での5~7日の報告で、対外政治活動について「最大の主敵である米国を制圧・屈服させることに焦点を合わせる」と表明した。米本土を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)の高度化や原子力潜水艦、戦術核兵器の開発にも言及し、非核化に応じない姿勢を鮮明にした。朝鮮中央通信が9日に伝えた。

 金氏は「米国で誰が政権に就いても対(北)朝鮮政策の本心は変わらない」と強調した。米国でバイデン新政権が20日に発足するのを前に、トランプ米政権との対話路線は終わりを告げ、敵対関係を前提にした米朝関係に回帰したことを内外に宣言した形だ。

 昨年11月の米大統領選以降、金氏が対米方針を明らかにしたのは初めて。一方で、「新たな朝米関係樹立の鍵は(対北)敵視政策の撤回にある」とも述べ、バイデン新政権の出方をうかがう構えも見せた。

 中国とは「切っても切れない一つの運命」で結ばれている「特殊な関係」にあると指摘。中国の習近平政権を後ろ盾にバイデン新政権と対峙(たいじ)していく意向とみられる。韓国に対しては、2018年の南北首脳会談以前の関係に戻ったと突き放し、会談での合意履行を改めて迫った。日本に関する言及はなかった。

 核兵器開発については、超大型核弾頭の生産や極超音速滑空弾頭の導入計画も示した。9日も党大会は続いているとしている。

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