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米議会占拠、民主主義諸国に衝撃 独首相、トランプ氏を批判

6日、米ワシントンの連邦議会議事堂で、トランプ大統領支持者らの乱入で、避難する議員ら(AP)
6日、米ワシントンの連邦議会議事堂で、トランプ大統領支持者らの乱入で、避難する議員ら(AP)

 米連邦議会議事堂がトランプ大統領の支持者らに一時占拠されたことは、欧州など他の民主主義諸国の首脳にも衝撃を与えた。

 英国のジョンソン首相は6日、自身のツイッターで「恥ずべき光景だ」と批判。「米国は世界中の民主主義を支持している」とし、「平和的で秩序ある政権の移譲が不可欠だ」と呼びかけた。

 フランスのマクロン大統領は7日、「米国の民主主義の力を信じている」とする声明を発表し、バイデン次期大統領への平和的な政権移行を促した。「民主主義に疑念を持つ人たちの暴力に屈してはいけない」とも述べた。

 ドイツのメルケル首相は、トランプ氏が大統領選の敗北を認めていないことが「選挙結果への疑いをあおった」とし、その結果、混乱に至る「雰囲気を醸成した」とトランプ氏の責任を批判。バイデン次期政権下で「民主主義が暴徒よりも強いと証明されるだろう」と期待を込めた。

 オーストラリアのモリソン首相は7日、ツイッターで「とても悲惨な光景だ。私たちは暴力行為を批判する」と指摘し、「偉大な米国の民主主義の伝統にのっとって新しく選ばれた政権への平和的な移行を期待している」と強調した。

 トランプ氏と親密な関係を築いたイスラエルのネタニヤフ首相も7日、「無法と暴力は私たちが知っている米国の価値観と対極にある」として、「恥ずべき行為」だと非難した。

 一方、トランプ政権と対立してきたイランのロウハニ大統領は7日、「欧米の民主主義がいかに壊れやすくもろいかを目の当たりにした」と述べた。(ロンドン 板東和正、パリ 三井美奈、シンガポール 森浩、カイロ 佐藤貴生)

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