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金正恩氏が経済失敗認め、対外方針表明へ 北で5年ぶり党大会開幕

北朝鮮の第8回朝鮮労働党大会で演説する金正恩党委員長=5日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮の第8回朝鮮労働党大会で演説する金正恩党委員長=5日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
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 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の平壌で5日、第8回朝鮮労働党大会が開幕した。最高指導機関に位置づけられる党大会の開催は約5年ぶり。朝鮮中央通信が6日に報じた。金正恩(キム・ジョンウン)党委員長は開会の辞で、2016年の前回党大会以降の核・ミサイル開発を念頭に、「奇跡的な勝利で祖国と人民の運命を守れる強力な保証を整えた」と誇示した。

 半面、「経済建設を促し、人民生活を向上させる土台も築いた」としつつ、昨年まで5年間の経済戦略について「目標はほぼ全ての部門で遠く達成できなかった」と失敗を認めた。

 今回の党大会で、経済の新たな5カ年計画を発表する。金氏はまた、国家政策の柱となる路線とともに、「祖国統一事業や対外関係を進展させる」方向を示す方針も表明した。

 米国でバイデン新政権が今月20日に発足するのを前に、どのような対外方針を打ち出すかが注目される。

 大会には全国の党機関の代表ら約5千人と傍聴者約2千人が出席した。大会は続くとしており、8日の金氏の誕生日前後まで数日にわたる見通し。党規約の改正や党中央指導機関メンバーの選出も議題としており、組織改編や人事刷新も行われるとみられる。

 金氏は「われわれの努力と前進を阻む挑戦は外部にも内部にも存在する」と指摘し、難局を突破する妙策は「われわれ自体の力を各方面から強化することにある」と強調した。経済制裁や新型コロナウイルスなど外的要因に加え、旧態依然とした幹部らの慣習も指すとみられるが、具体的改善策を示せるかは不透明だ。

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