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【北京春秋】隔離生活もいろいろ

遼寧省大連市中心部を走る路面電車。大連は日本企業の誘致にも力を入れている(三塚聖平撮影)
遼寧省大連市中心部を走る路面電車。大連は日本企業の誘致にも力を入れている(三塚聖平撮影)

 私事で恐縮だが、昨年12月に妻子が北京に到着した。もともとは昨年2月に家族そろっての北京生活を始める予定だったが、ちょうどその頃に新型コロナウイルスの流行が深刻になり渡航を延期していた。日本で最後に見たときはハイハイだった息子は、約1年ぶりに会ったら一人で立ってスーツケースを押していた。子供の成長の早さと、世界がコロナ禍に見舞われてからの時間の長さを感じた。

 現在、中国の防疫措置により日本と北京を結ぶ直行便はない。まず上海や天津、青島などに飛び、そこで2週間にわたり専用施設(ホテル)で隔離される。その後、ようやく国内線で北京に入ることができる。

 隔離中は部屋から一歩も出られず、洗濯や掃除は自分でやり、食事は弁当だ。ただ、隔離生活の快適度合いはそれぞれの都市で異なるようで、隔離を経験した日系企業駐在員と話をすると「あの街の隔離ホテルはどこも狭いし食事もまずい」と恨み節が出る。

 おおむね評判が良好なのは遼寧省大連だ。大連は日本企業誘致に熱心で、地元当局が隔離ホテルのサービス向上を指示しているという。その甲斐あってか、大連で隔離生活を終えた子供が「良いホテルだったね。来年の夏休みにまた来ようよ」と言って両親が返答に困ったという話も聞いた。(三塚聖平)

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