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英裁判所、アサンジ被告の米引き渡し認めず 

英ロンドンのエクアドル大使館でスピーチするアサンジ被告=2016年(ロイター)
英ロンドンのエクアドル大使館でスピーチするアサンジ被告=2016年(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英ロンドンの裁判所は4日、米国で機密暴露の罪に問われた内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ被告(49)の米国への身柄引き渡しを認めないとの判断を下した。英メディアが報じた。米政府側が判断を不服として控訴することが予想され、法廷での争いが長引くとみられている。

 米司法省は、米政府のコンピューターに侵入し機密情報を漏らしたなどとして計20近くの罪で被告を起訴。身柄引き渡しを英国に求めている。英政府は2019年に裁判所に判断を委ね、引き渡しの是非をめぐる本格審理が昨年2月に始まっていた。

 英メディアによると、裁判所は引き渡しを認めない理由について、被告が米国移送後に自殺を図る恐れがあることを挙げた。

 審理で被告側は引き渡しに反対し、収監中の被告を診察した精神科医は、被告が不安定な精神状態にあり、移送されたら「自殺のリスク」が高まると証言していた。

 被告は10年、イラク戦争やアフガニスタン戦争に関連する米機密文書をウィキリークスで大量公開した。 その後、スウェーデンでの性犯罪をめぐり英国で逮捕されたが、保釈中の12年にロンドンのエクアドル大使館に駆け込み、7年近く籠城。19年4月に英当局に逮捕された。

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