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米でコロナ英変異種初確認 感染最多国、さらなる懸念

米ニューヨークのロックフェラーセンターの巨大ツリー前で写真を撮る人々=24日(AP)
米ニューヨークのロックフェラーセンターの巨大ツリー前で写真を撮る人々=24日(AP)

 【ワシントン=住井亨介】米西部コロラド州の保健当局は29日、英国で広がっている新型コロナウイルスの変異種の感染例が確認されたと発表した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、米国では初めてのケース。

 発表によると、感染が分かったのは州内の20代男性。隔離措置を受けており、病状は回復傾向にある。旅行歴はないという。同州保健当局は米疾病対策センター(CDC)に状況を報告。感染経路の把握を急いでいる。

 ポリス知事は声明で「われわれはあらゆるレベルでウイルスの拡大防止と封じ込めに取り組んでいる」と強調した。

 変異種は従来型より感染力が最大70%強いとの分析もあり、米政府は英国からの入国者に対して水際対策を導入。英国から航空便で米国に入国する全乗客に対し、ウイルス検査の陰性証明の提出を28日から義務付けたばかりだった。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者数は1900万人超、累計死者数は33万人超で、いずれも世界最多。各地で入院患者が急増して医療施設が逼迫(ひっぱく)する中、今後変異種の拡大抑止も課題となる。

 CDCは変異種についてすでに米国内で広がっている可能性を指摘していた。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、ワシントン・ポストに対し「(変異種確認は)驚きではない」としながらも、「注視し、真剣に受け止めなければならない」と述べた。

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