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トランプ氏支持の米ニューヨーク・ポスト紙、社説で「敗北を受け入れよ」

「狂気の沙汰を終わらせて」との見出しを1面に掲げて、トランプ米大統領に大統領選の敗北受け入れを迫った米紙ニューヨーク・ポスト(黒瀬悦成撮影)
「狂気の沙汰を終わらせて」との見出しを1面に掲げて、トランプ米大統領に大統領選の敗北受け入れを迫った米紙ニューヨーク・ポスト(黒瀬悦成撮影)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選でトランプ大統領への支持を表明した米タブロイド紙ニューヨーク・ポストは28日付社説で、民主党のバイデン前副大統領の勝利を認めようとしないトランプ氏に選挙の敗北を受け入れるよう呼びかけた。

 トランプ氏はワシントン・ポストなど主要紙の購読を停止する一方、ニューヨーク・ポストを愛読しているとされ、同氏がどう反応するかが注目される。

 同紙は1面にトランプ氏の写真と一緒に「大統領、狂気の沙汰を終わらせて」との見出しを掲げ、「暗黒の茶番劇に幕を下ろすときが来た」と訴えた。

 社説は、来年1月6日に上下両院合同会議で選挙人投票の結果が正式承認されることに関し、トランプ氏が結果を覆そうと共和党議員らに異議を唱えるよう呼びかけているのは「非民主的な政変を後押しする行為だ」と批判した。

 また、トランプ氏には選挙の不正を追及する権利があるとしつつ、不正を示す証拠は「何一つ見つからなかった」と指摘。さらに、集計機に不正があったと陰謀論を唱えるシドニー・パウエル弁護士を「正気でない人物」、政権に戒厳令の布告を推奨するフリン元大統領補佐官を「国家反逆罪に値する」と非難した。

 社説はその上で、共和党の将来に重要なのは、同党が上院の過半数を確保できるかを左右する1月5日の南部ジョージア州での上院選2議席の決選投票だと強調し、上院選に関心を集中させるべきだと訴えた。

 民主党が両議席を制して上院の過半数を奪回した場合、共和党でのトランプ氏の影響力が消滅するだけでなく、民主党も同氏の下での4年間を「1期限りの異常現象」と一蹴し、同氏は「世界の腐敗について吠(ほ)え立てるリア王と化すことになる」と警告した。

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