PR

ニュース 国際

新型コロナ、EU各国で接種一斉にスタート 欧米で本格化

ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの瓶=8日、英領北アイルランド・ベルファスト(ロイター)
ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの瓶=8日、英領北アイルランド・ベルファスト(ロイター)

 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)加盟国で27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が一斉に始まった。米国やカナダ、英国に続く動きで、米欧でワクチン接種が本格化することになる。

 EUで接種が始まったのは、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発したワクチン。欧州委員会が21日、欧州医薬品庁(EMA)の審査を経て、EUでの販売を承認した。フォンデアライエン欧州委員長は声明で、「困難な1年に、新しいページを開く時が来た」と喜びを語った。EU域内では今年、新型コロナで30万人以上が死亡。年末年始もドイツやフランスなど各国で、外出規制や飲食店の閉鎖が続く。

 ワクチンは欧州委が調達し、加盟27カ国に配分する仕組み。「第1陣」はファイザーのベルギー工場からマイナス70度の超低温保管で移送され、ハンガリーやドイツは26日に接種を開始した。各国は医療関係者や高齢者への接種を優先し、段階的に対象を広げる。

 ビオンテックは、ファイザーとの共同開発ワクチンは英国で見つかった変異種ウイルスにも効く可能性が高いとの見方を示しており、22日には調整が必要な場合でも「6週間以内に開発可能」との見通しを示した。

 欧州委は同2社のワクチンについて、最大3億回分の接種量の調達契約を交わしている。来年1月には、米バイオ企業モデルナのワクチンを承認する予定。複数の製造元との間で、約15億回分のワクチン調達を確保している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ