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【ソウルからヨボセヨ】コロナ禍でも対日比較

 先週夜、ソウル中心部にある鍾路二街(チョンノイガ)の飲食街で取材先の知人と会ったのだが、一帯の店のほとんどに客がいないか、いてもごくまばら。近くにはオフィス街や専門学校などがあり、新型コロナウイルス禍の前、夜は会社員や若者でにぎやかだった。ところが街の雰囲気は一変。店ではどこも店主が頬づえをついたりテレビを見たりと実に暇そうだった。

 韓国では最近、1日の新規感染者が千人前後で推移しており、23日からは首都圏のソウル市、仁川(インチョン)市、京畿道(キョンギド)が、5人以上集まる会食や私的会合を禁止した。1月3日までの措置で、結婚式や葬儀は対象外とし、5人以上でのクリスマスパーティーや忘年会はご法度となった。

 さらに、韓国政府はソウル市などと同様の措置を24日から全国に拡大する。スキー場や主な観光名所も閉鎖となる。感染防止で仕方ないとはいえ、予約のキャンセル続出も不可避で、ただでさえ客が来ない飲食店としては泣きっ面に蜂だ。

 そんなさなか、韓国の一部政治家やメディアはワクチンの確保と接種時期をめぐって、「日本は着々と進めている」「韓国も遅からず接種できる」と論争している。全世界がコロナ禍で苦闘している中でも、韓国では相変わらずの“対日比較”が展開されている。(名村隆寛)

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