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EU審査機関がファイザー製ワクチンを承認 23日にも最終認可

 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA、本部アムステルダム)は21日、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン販売の暫定承認を勧告した。フォンデアライエン欧州委員長はツイッターで、EUとして同日中に承認の是非を決定すると発信した。

 同委員長は27~29日にEU加盟国で一斉に接種が始まる見通しを示していた。ドイツ政府は80歳以上の高齢者や医療・介護関係者を最優先に接種を行う計画。フランス政府は、年内に100万回以上の接種分が届く見込みだとしている。オランダは、来年1月から接種を始めると発表した。

 両社のワクチンで欧州委は最大3億回分の購入契約を結んでおり、加盟国に人口に応じて配分する方針。接種は、医療関係者や高齢者が優先される。

 EMAでは、米バイオ企業モデルナからもワクチンの販売申請を受けており、早ければ1月6日に承認される予定。

 EUは年末年始を前に、新型コロナの「第2波」が広がっており、ドイツやオランダでは増加傾向に歯止めがかかっていない。EU域内の感染者の累計は先週末までに約1000万人、死者は約30万人にのぼる。

 ファイザーとビオンテックのワクチンは、米英やスイス、カナダ、イスラエルなどで承認済み。日本では今月18日、厚生労働省に承認申請された。

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