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【動画】ロンドン、事実上のロックダウン コロナ変異種の感染急増

ジョンソン英首相=16日、ロンドン(ロイター)
ジョンソン英首相=16日、ロンドン(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英国の首都ロンドンとその周辺地域で20日、新型コロナウイルスの変異種の感染拡大を受けて外出制限措置が導入された。生活必需品を扱う店以外の営業も禁止される事実上の「ロックダウン(都市封鎖)」で、ロンドンでロックダウンが始まるのは3月、11月に続き3回目。

 報道によると、新型コロナの変異種拡大に伴い、オランダ政府は同日、英国からの旅客機の到着を一時禁止すると発表した。フランスやドイツも検討中という。

 変異種をめぐっては、英政府が今月14日、ロンドンを含めたイングランド南部を中心に1000人以上の感染を確認したと発表し、警戒が高まっていた。

 英メディアによると、英ブリストル大のデビッドソン准教授は、変異を繰り返したウイルスが「ワクチンの有効性を低下させる恐れもある」と指摘。ハンコック保健相は変異種が「より重い症状をもたらす証拠はない」としながらも、感染者急増の要因である可能性はあるとしていた。

 こうした中、ジョンソン首相は19日、変異種について「(従来の新型コロナに比べ)最大70%感染力が高いかもしれない」と述べ、「ウイルスが攻撃の手法を変えるなら、私たちも対策を変えなければならない」として、外出制限の導入を発表した。

 英政府は、人口の大半を占めるイングランドで各地域の警戒水準を「中程度」「高い」「とても高い」に分類。ロンドンとその周辺地域の警戒水準を16日から「とても高い」に引き上げ、パブやレストランでの店内飲食を禁止していた。小売店や美容室などは営業が許可されていた。

 政府は20日から導入した外出制限で規制をさらに強化し、生活必需品を扱う店以外の営業を禁止、市民に外出を控えるよう求めた。

 また、政府は19日、クリスマス期間中の規制も厳格化した。23~27日の5日間に最大3世帯まで集まることを許可していたが、外出制限を導入した地域では認めない方針を決定。その他のイングランド地域でも、クリスマス当日のみに許可することにした。

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