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ワクチン接種、世界で急ぐ 米英に続きEUも

 英調査会社ユーガブが今月8日に実施した調査では、ファイザー製ワクチンの安全性について「あまり確信していない」と14%が回答。「全く確信していない」と答えたのは9%だった。ワクチンが異例の短期間で開発されたことや、臨床試験(治験)段階で副作用が報告されたことなどから市民に懸念がある。

 英国はファイザー製ワクチンを8日の使用開始から1週間で13万7897人(暫定値)に接種しているが、アレルギー反応が実際に出た事例が起き、ワクチンを敬遠する人が増える可能性もある。

 また米国は、AP通信などが12月3~7日に実施した調査でワクチン接種について「しない」とした人が26%で、「分からない」とした人は27%だった。両回答のうち、71%の人が副作用を危惧しているという。接種を希望する人は47%にとどまっている。

 米国では新型コロナの流行を抑制できる「集団免疫」の状態に至るには人口の7割程度が接種を受ける必要があるとされ、世界最多の感染者を抱える同国にとっては幅広い市民の協力が重要となる。

 こうした状況から、米国のペンス副大統領は18日、ワクチンへの信頼向上を図ろうとファイザー製ワクチンを公開の場で接種した。次期大統領就任が確実になったバイデン前副大統領も21日に受ける。

 独仏やイタリアなど欧州地域の8カ国はワクチンの接種キャンペーンを連携して行う方針だ。

 英国はジョンソン首相が接種の様子を公開することを検討。政府内にはワクチン推奨に向けて接種の有無を示す「証明書」を発行する案も浮上しているが、入店拒否など接種を受けない人がさまざまな不利益を被ることへの懸念が出ていて市民の支持を得られるかは不透明だ。

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