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ワクチン接種、世界で急ぐ 米英に続きEUも

 【ロンドン=板東和正、ワシントン=住井亨介】米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種が英国や米国に続き欧州連合(EU)で27日にも開始される。ファイザー製とは異なる新たなワクチンの実用化も進める英米や欧州では市民に接種を呼びかける取り組みを行うが、健康被害への懸念は一部で根強く残っている。各国は感染抑制に向け、市民の協力を幅広く得ることが課題となっている。

 米食品医薬品局(FDA)は18日、米バイオ企業モデルナが開発した新型コロナのワクチンについて緊急使用を許可した。米国では14日に接種が開始されたファイザー製ワクチンに続いて2例目となる。

 英国では、規制当局が英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカが開発するワクチンに関して28日か29日に認可する見通しだと英紙デーリー・テレグラフ(電子版)が報じるなどワクチン拡充が進んでいる。

 EUは、フォンデアライエン欧州委員長がファイザー製ワクチンの接種について今月27~29日にEU全域で始める考えを示している。EUは加盟国が同じ日に接種を始めるべきだとの姿勢だが、感染拡大が深刻化するドイツのシュパーン保健相は27日に始めたいとして早期の実用化を求めている。

 ワクチンの共同購入で途上国などへの供給を支援する世界保健機関(WHO)主導の枠組み「COVAX(コバックス)」は、ワクチン20億回分を確保し来年1~3月に190カ国・地域への提供を始める見通し。アストラゼネカや米ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの製品を使う予定だ。

 米欧に比べ感染者が少ない韓国では4400万人分を準備し来年2~3月の接種開始を目指している。

 しかし、ワクチン供給で先行する英米でも安全性の懸念などから接種を拒絶する市民は一定数存在する。

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