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米上院の共和党トップ、バイデン氏勝利認める

記者会見に臨む米与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務=15日、ワシントン(ロイター)
記者会見に臨む米与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務=15日、ワシントン(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米上院共和党トップのマコネル院内総務は15日、上院の議場で演説し、14日の大統領選挙人の投票で次期大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領に祝意を表明し、バイデン氏の勝利を公式の場で初めて確認した。マコネル氏はこれまで、「選挙に不正があった」として敗北を認めない共和党のトランプ大統領に歩調を合わせ、トランプ陣営による法廷闘争に理解を示してきた。

 マコネル氏は「米国は正式に正副次期大統領を迎える」と発言。「私たち(共和党)は(トランプ氏勝利という)異なる結果を望んでいた」としつつも、「私たちには来年1月20日に誰が(大統領に)就任するかに関する手続きが存在する」と述べ、選挙人投票でバイデン氏が勝利したと強調した。

 マコネル氏は副大統領に就任するハリス上院議員にも祝意を示し、「米国民は立場の違いにかかわらず、初の女性副大統領を迎えることを誇りに思うことだろう」と語った。

 民主党のシューマー上院院内総務によると、マコネル氏は共和党議員らに対し、選挙結果を正式に確定させる来年1月6日の上下両院合同会議で、選挙人投票の結果に異議を唱えないよう要請したという。

 一方、バイデン氏は15日、記者団に、マコネル氏と電話会談したことを明らかにした。バイデン氏は「(マコネル氏とは)多くの問題で意見が異なるが、協力できる分野もある」とし、「近いうちに会うことで一致した」と語った。

 これに対し、マクナニー大統領報道官は15日の記者会見で、「大統領は係争中の訴訟に関与している」とし、トランプ氏が引き続き法廷闘争を続ける構えであると強調した。

 一方、メキシコのロペスオブラドール大統領とブラジルのボルソナロ大統領は15日、それぞれバイデン氏に祝意を伝えたことを明らかにした。両大統領はこれまで、トランプ氏への配慮から、選挙結果が公式に固まるまでバイデン氏の勝利を明確に認めるのを避けていた。

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