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米、トルコに制裁 露地対空ミサイル「S400」導入で

 ポンペオ米国務長官(ロイター=共同)
 ポンペオ米国務長官(ロイター=共同)

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米政権は14日、ロシア製地対空ミサイルS400の導入を進めるトルコに対し、独自の制裁を科すと発表した。米国は導入に一貫して反対してきたが、トルコは10月に試験発射したことを認めていた。両国は欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国であり、異例の制裁発動により関係が冷却化する可能性がある。

 米国務省の発表によると、トルコ大統領府傘下の国防産業庁に対して米国からの輸出を禁じるほか、幹部に対する資産の凍結、ビザ発給制限が科される。

 トルコのエルドアン大統領関係や金融機関などへの強硬な制裁内容は含まれておらず、効果は限定的とみられる。

 ポンペオ国務長官は声明で、「S400の購入は米国の軍事技術と要員を危機にさらし、ロシアの防衛産業を潤すものだ」と非難。「米国と協調してただちにS400の問題を解決するようトルコに促す」とした。

 トルコはシリアでの内戦を通じてロシアと関係を深めてきた。NATOは加盟国の防衛システムと統合できないとして、S400の導入に反対してきた。

 トランプ大統領はエルドアン氏との関係に配慮して制裁には慎重な姿勢を示しつつ、昨年7月にトルコがS400の搬入を開始した後に、トルコを最新鋭戦闘機F35の国際共同開発から除外している。

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