香港大手紙の創業者、初公判で保釈認められず 2020.12.12 19:18国際中国・台湾 香港国家安全法 文字サイズ 印刷 黎智英氏(藤本欣也撮影) 【台北=矢板明夫】香港国家安全維持法(国安法)違反の罪で起訴された香港の大手紙「蘋果日報」の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏(72)の初公判が12日、西九竜裁判所で開かれた。裁判官は黎氏の保釈申請を却下し、少なくとも次回の公判が開かれる来年4月16日まで収監されることが確実になった。 香港メディアによると、捜査当局は、黎氏が国安法施行後の7月から12月にかけて、外国勢力に対し香港と中国への制裁を呼び掛けたと主張した。有罪になれば、最高で無期懲役が科される可能性がある。 関連トピックス 香港デモ