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中国デジタル人民元、蘇州で実証実験第2弾…総額3・2億円配布

中国人民銀行が広東省深●(=土へんに川)市の実証試験で配布した200元のデジタル人民元(CFOTO=共同)
中国人民銀行が広東省深●(=土へんに川)市の実証試験で配布した200元のデジタル人民元(CFOTO=共同)

 【大連=三塚聖平】中国が「デジタル人民元」の発行準備を加速させている。東部の江蘇省蘇州市で11日から市民ら10万人参加の試験運用を開始。10月の広東省深●(=土へんに川)(しんせん)市に続く第2弾の大規模実証実験となる。中国人民銀行(中央銀行)は、2022年に開かれる北京冬季五輪にあわせて発行を目指しているとみられる。

 中国メディアによると、蘇州市での試験運用では抽選で選ばれた市民ら10万人に、1人当たり200元(約3200円)のデジタル人民元がスマートフォンの専用アプリに配布。配布総額は2000万元で、10月中旬に深●(=土へんに川)で行った試験運用の約1000万元の2倍の規模に広げた。配布されたデジタル人民元の有効期間は今月27日までの予定だ。

 蘇州市内の商店や飲食店で支払いに使えるほか、インターネット通販大手の京東集団(JDドット・コム)のオンラインショッピングでも使用できる。デジタル人民元の発行に向け、さまざまな使用方法を試すことにより課題などを探る考えとみられる。

 中国はデジタル人民元の発行に向けて試験運用を重ねているほか、必要な法改正に着手するなど準備作業を着々と進めている。

 中国のデジタル人民元発行の動きに関しては、取引状況を把握できるデジタル通貨を普及させて違法な資金移動を把握するといった狙いが指摘される。

 中央銀行が発行するデジタル通貨をめぐっては、日銀が実現可能性を検証する実証実験を令和3年度の早い時期に始めると表明している。

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