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香港紙創業者を起訴 民主派大物の黎氏、国安法違反罪

黎智英氏(AP=共同)
黎智英氏(AP=共同)

 【台北=矢板明夫】香港の国家安全当局は11日、香港の大手紙「蘋果(ひんか)日報」の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏(72)を、香港国家安全維持法(国安法)違反罪で起訴した。黎氏は香港メディア界を代表する経営者の一人で、民主化運動を応援し、一党独裁の中国共産党政権を批判する大物の論客としても知られる。

 黎氏は8月、「外国勢力と結託して国家の安全を脅かした」として国安法違反の疑いで逮捕され、保釈された。今月2日に「創業したメディア集団の事務所を別の関係会社が不正使用した」として詐欺罪でも起訴され、3日に収監された。

 香港では、6月に施行された国安法による民主活動家の起訴が相次いでいる。2日にデモ扇動罪などで禁錮10月の実刑判決を受けた周庭氏(24)も、8月に国安法違反の疑いで逮捕されており、今後、起訴される可能性がある。

 民主化運動の弾圧を強化した香港政府の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は、今月中にも北京を訪問し、習近平国家主席に対し毎年恒例の年末業務報告を行う。その際、来年9月に実施される予定の立法会(議会)選挙の実施方法などについて意見交換する可能性がある。

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