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EUとのFTA交渉、決裂「可能性高い」 ジョンソン英首相

ジョンソン英首相=10日、ロンドン・ダウニングストリート(AP)
ジョンソン英首相=10日、ロンドン・ダウニングストリート(AP)

 【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は10日、難航している欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)交渉について、合意できない「可能性が高い」と表明した。交渉決裂に備えた対策を進めるよう産業界や国民に訴えた。

 1月末にEUを離脱した英国は現在、EUと離脱前の関係を維持する「移行期間」にある。今年末までの移行期間中にFTAを発効させなければ、英EU間には世界貿易機関(WTO)の規則に従って関税が発生する。ジョンソン氏は9日夜、EUのフォンデアライエン欧州委員長と会談し、13日まで交渉を継続する方針で一致した。

 FTA交渉をめぐっては、EU側は環境、労働、税制、政府補助金といった規制で英国にEUルールへの準拠を要求。離脱後の「主権回復」を重視する英国は反発を強めている。

 ジョンソン氏は10日、英メディアに対し、EUの主張について「EUの双子になれというようなものだ」と批判。EU側が譲歩しなければ「(FTAを結んでいない)EUとオーストラリアの関係のようになる可能性が高い」と強調した。

 「(合意に向けて)一層の努力をする」とも述べ、必要に応じて、EU加盟国の首脳と会談する用意があるとの考えを示した。

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