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米通商代表にタイ氏 バイデン氏指名、オバマ政権で対中政策担当

バイデン次期米政権で通商代表に指名されることが決まったキャサリン・タイ氏(政権移行チーム提供・共同)
バイデン次期米政権で通商代表に指名されることが決まったキャサリン・タイ氏(政権移行チーム提供・共同)

 【ワシントン=塩原永久】次期米大統領に就任する見通しの民主党のバイデン前副大統領は10日、米通商代表部(USTR)代表に、議会で法律顧問を務めるキャサリン・タイ氏を起用すると発表した。タイ氏はオバマ前政権のUSTRで対中政策を担当した中国通。同盟国との連携を重視するバイデン次期政権で、中国による不公正貿易の是正に取り組むことになる。

 タイ氏は通商政策を管轄する下院歳入委員会の貿易担当法律顧問。2007~14年にはUSTRの中国担当の法律顧問として中国に対する世界貿易機関(WTO)提訴に携わった。

 台湾メディアによると、台湾出身の両親のもと米国で生まれ、中国語も堪能。

 重要課題の中国への対応で、タイ氏は8月の討論会で「通商政策は攻めと守りの双方が必要だ」と指摘。中国からの輸入品に高関税を課したトランプ政権の手法は「守備的だ」として、同盟国を巻き込みながら中国をしのぐ産業競争力を強化する必要性を説いた。

 バイデン次期政権は、トランプ政権が中国や日本と結んだ貿易協定をめぐり、内容を見直したり、補完したりするための新たな貿易交渉に、直ちに乗り出すとの見方は少ない。

 一方、バイデン氏は農務長官にトム・ビルサック氏の指名も発表。オバマ政権で農務長官を務め、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉にも関わった。住宅都市開発長官には女性下院議員のマーシャ・ファッジ氏を充てる。

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