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北朝鮮の金与正氏、韓国外相を非難 コロナ発言めぐり「妄言」と反発

北朝鮮の金与正朝鮮労働党第1副部長(聯合=共同)
北朝鮮の金与正朝鮮労働党第1副部長(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジョン)党第1副部長は8日付の談話で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が北朝鮮の新型コロナウイルス対策に疑問を呈した発言を「妄言」と非難し、「いつまでも記憶する」と強調した。朝鮮中央通信が9日に報じた。

 与正氏の談話が伝えられるのは7月の米朝関係に関する言及以来。北朝鮮が新型コロナの防疫策をめぐる対外イメージに神経をとがらせている様子がにじむ。

 康氏は最近出席した国際会議で、北朝鮮が感染者はいないと主張しながら厳しい統制を敷いている現状について「不思議な状況」とし、「北をより北らしくしている」と指摘した。

 与正氏は「おこがましい評価」とした上で、「凍りついた北南(南北)関係に一層寒々しい冷気を吹き寄せたくてたまらない様子だ」と批判した。

 与正氏は6月、韓国の脱北者団体による非難ビラの散布に反発し、韓国を繰り返し激しく批判。南北共同連絡事務所の爆破にまで発展したが、今回の談話は当時よりも非難のトーンが抑制されている。関係を悪化させない程度で韓国側にクギを刺す狙いとみられる。

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