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豪州、米と極超音速ミサイル開発へ 中国念頭、数カ月以内に発射実験

 【シンガポール=森浩】オーストラリア政府は1日、音速の5倍以上の速度で飛行できる「極超音速ミサイル」を米国と共同開発すると発表した。極超音速ミサイルは南太平洋地域への海洋進出を強める中国も開発を進めており、豪州には米国と連携し、中国を牽制(けんせい)する狙いがありそうだ。

 開発計画の詳細は明らかになっていないが、豪州紙シドニー・モーニング・ヘラルドは数カ月以内に発射実験を行い、5~10年以内の実用化を目指すと報じた。戦闘機や、無人航空機への搭載を視野に入れているという。レイノルズ国防相は「豪州への攻撃を抑止する能力に投資することは、同盟国や安全保障上のパートナーに利益をもたらす」と意義を強調した。

 極超音速ミサイルは既存のミサイル防衛システムでの迎撃が困難とされ、米中などが開発を強化。ロシア国防省は10月、海上の艦船からの発射実験に成功したと発表した。

 豪州は7月、「領土問題をめぐる緊張がインド太平洋地域で高まっている」とし、今後10年間で国防分野に2700億豪ドル(約20兆円)を投じる計画を公表。極超音速ミサイル開発を進める方針も示していた。

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