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「北朝鮮の制裁逃れに中国関与」米高官が批判 情報提供者に最大500万ドル

 【ワシントン=平田雄介】米国務省のアレックス・ウォン北朝鮮担当特別副代表は1日、米政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)のオンライン会合で講演し、北朝鮮による国連安全保障理事会の制裁逃れに中国が関与していると非難した。制裁逃れの情報提供者に最大500万ドル(約5億2千万円)の報奨金を支払うと表明した。

 国務省は同日、制裁逃れに関する情報提供を募るための特設サイトをインターネット上に開設した。

 ウォン氏は、北朝鮮が10月に実施した軍事パレードで新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を登場させたことを挙げ、「依然として弾道ミサイル開発計画の優先度が高い」と開発資金を断つ必要性を強調。安保理常任理事国の中国が、安保理の制裁決議に反し、北朝鮮との貿易を拡大させていると名指しで批判した。

 講演では、中国が、少なくとも約2万人の北朝鮮の労働者を受け入れていると主張。制裁対象の海鮮食品や鉄、産業機械、輸送車両などの北朝鮮との取引を中国企業に許すようになったとも述べ、「目に余る義務履行違反」と訴えた。

 さらに、北朝鮮の大量破壊兵器やミサイル開発に関連した取引でも、中国国内の銀行に違法口座が開設され、サイバー犯罪で得た現金の資金洗浄が行われている可能性を指摘した。

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