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中国の探査機が月面軟着陸に成功 土壌サンプル回収へ

無人月面探査機「嫦娥5号」を搭載し打ち上げられる大型ロケット「長征5号遥5」=11月24日、中国海南省の発射場(新華社=共同)
無人月面探査機「嫦娥5号」を搭載し打ち上げられる大型ロケット「長征5号遥5」=11月24日、中国海南省の発射場(新華社=共同)

 【北京=西見由章】中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)5号」が1日夜(日本時間2日未明)、月面への軟着陸に成功した。国営新華社通信が伝えた。中国による月面への軟着陸は3回目。2日間にわたって土壌サンプルを採取し、地球に持ち帰る計画だ。月の土壌サンプル回収に成功すれば中国初となる。

 探査機が軟着陸したのは、月の表側の「嵐の大洋」と呼ばれる地域にある火山「リュムケル山」の北側。地下約2メートルの土壌を約2キロ採取した後、月面を離陸し、月の軌道上で待機する帰還機とドッキングする。

 嫦娥5号は11月24日に海南省で打ち上げに成功した。12月中旬、中国内モンゴル自治区の高原地帯に帰還する予定だ。

 中国は2019年1月、嫦娥4号が世界初となる月面裏側への軟着陸に成功。月面有人探査や月面基地建設の計画もあり、米国との競争が激化している。月面の鉱物に含まれるヘリウム3は、次世代エネルギーとして期待される核融合発電の燃料となることが期待されており、中国側はこうした資源の確保も視野に入れているもようだ。

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