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【アジア見聞録】「タイ式民主主義」曲がり角 王室批判のデモ 政権は不敬罪辞さず

■王室財産を「国王直轄

 王室を取り巻く環境が変化し、インターネット上で王室のあり方について議論されるようになったことも改革要求の背景にある。

 プミポン前国王(16年死去)も在位中、幾度もクーデター後の軍事政権を承認するなど、タイ式民主主義を支えた存在だったが、地方訪問を重ねるなどし、国王として国民から尊敬を集めていた。

 一方、同年に即位したワチラロンコン国王はタイではなく、ドイツに滞在していることが多いとされる。即位後には、数兆円規模とされる王室財産を自身の名義に書き換えたほか、王室警備を担う軍部隊を国王直属にするなどの制度改変を行っている。

 水上氏は「もしプラユット氏が辞任して、いったんデモが静かになったとしも、火が付いた王室改革を求める声はなかなか止まらないだろう。抗議活動がどう収束するのか見通せない状況だ」と話している。

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