PR

ニュース 国際

降伏期限過ぎ、軍事作戦を命令 エチオピア紛争で首相

エチオピアのアビー首相=2018年10月、パリ(ロイター)
エチオピアのアビー首相=2018年10月、パリ(ロイター)

 【カイロ=佐藤貴生】アフリカ東部エチオピアで起きた連邦政府軍と北部ティグレ州を支配する「ティグレ人民解放戦線」(TPLF)の軍事衝突で、同国のアビー首相は26日、TPLFに通告した降伏の期限が終了したとして、「最終段階」の軍事作戦を行うよう命じた。戦闘発生から約3週間が過ぎ、現地では緊張が高まっている。

 連邦政府は22日、TPLFに72時間以内に降伏するよう要求。アビー氏は26日、ツイッターに声明を投稿し、降伏期限が終了して「和平の最後の門は閉じられた」とし、ティグレ州の州都メケレの人々に軍事施設から離れるよう求めた。連邦軍は約50万人が居住するメケレを包囲したとしている。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは、TPLFが人口密集地に兵を展開したとの情報があるとして、戦闘激化により民間人の被害が拡大する恐れがあると懸念を示した。

 アフリカ連合(AU)は25日、事態収拾のため特使を派遣したが、アビー氏は内政問題だとして調停を拒否する意向を示した。今月4日に始まった軍事衝突では数千人が死亡したとみられる。約4万2千人が隣国スーダンに避難するなど周辺国にも影響が出ている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ