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英イングランド、12月2日から外出制限解除へ

ジョンソン英首相(ロイター=共同)
ジョンソン英首相(ロイター=共同)

 【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は23日、人口の大半を占めるイングランド地方で5日から実施していた外出制限を予定通り12月2日に解除すると発表した。新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあるため。解除後は、外出制限前に導入していた局地的な行動制限に戻す。

 外出制限では、イングランド地方全域のパブやレストランなどの営業は宅配や持ち帰りを除き禁止している。英国の外出制限は今春に続き、2度目だった。

 ジョンソン氏は今月23日、「(外出制限によって)新型コロナの感染率は低下した」と解除の理由を説明した。外出制限の開始前は、英国の1日の新規感染者数は2万人を超えていたが、開始後は2万人未満に減少する日もあった。

 解除後に再開する局地的な行動制限では、英政府が各地域の感染リスクを「中程度」「高い」「とても高い」の3つに分類する。  「中程度」や「高い」の地域では、深夜帯を除くパブやレストランの営業のほか、収容人数を絞ることを条件にスポーツ観戦などが許可される。一方で、「とても高い」の地域では、引き続き、宅配や持ち帰りを除きパブやレストランの営業が禁止される。

 英政府はこの行動制限を、10月14日から外出制限開始前日の11月4日まで導入していた。経済的影響を抑えるために全面的な外出制限を避ける政府の狙いがあったが、地域間の格差が生じるとの批判もあった。

 ジョンソン氏は23日、年内にも予防接種の開始が期待される新型コロナのワクチンについて「(英国内で最初の予防接種が行われてから)必要とする全ての人への接種が確認されるまで数カ月はかかる」と予測。今後も感染拡大を防ぐため、規制を当面続ける考えを強調した。

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