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バイデン政権の閣僚候補は? 初の女性国防長官の声も

米デラウェア州ウィルミントンで記者会見するバイデン前副大統領=10日(AP=共同)
米デラウェア州ウィルミントンで記者会見するバイデン前副大統領=10日(AP=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領を次期政権で支える閣僚候補の予想がワシントンの政界関係者の間で活発化し始めた。数週間後にも発表される見通しの顔ぶれは、女性や黒人など人種的少数派などを登用し、「米国の多様性を反映させた」(バイデン氏)人選になるとしている。

 米紙ワシントン・ポストとCNNテレビが17日伝えた人事予想は、国務長官にはオバマ前政権下で当時副大統領のバイデン氏と外交政策の策定で密接な関係にあったブリンケン元国務副長官と、前政権でも国務長官候補に取り沙汰された黒人女性のライス元国連大使を有力候補に挙げている。

 ただ、ライス氏は2012年、リビアのベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる発言を「政権の失態隠しだ」と批判されたことが今も尾を引いており、選挙結果が未確定の上院で共和党が多数を占めれば、承認されない可能性がある。

 同紙はまた、クーンズ(デラウェア州選出)、マーフィー(コネティカット州選出)両上院議員とバーンズ元国務副長官も有力だとしている。バーンズ氏は15年に締結されたイラン核合意をめぐる水面下の交渉で中心的な役割を果たしたことで知られる。

 国防長官に最有力視されるのは女性のフロノイ元国防次官。クリントン、オバマ両政権で同省高官を務め、トランプ政権でも高官への起用が取り沙汰された。就任すれば女性初の国防長官となる。民主党の左派の間では、タイ系女性のダックワース上院議員(イリノイ州選出)を推す声も強い。元軍人でイラク戦争で両足を失った。

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