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民主、共和政権の元首席補佐官、連名で政権移行訴え

トランプ米大統領(ロイター)
トランプ米大統領(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】息子ブッシュ米共和党政権で大統領首席補佐官を務めたアンディ・カード氏と、民主党のクリントン大統領の首席補佐官だったジョン・ポデスタ氏は12日までに、米紙ワシントン・ポスト(電子版)に連名で寄稿し、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にしたのを受けて「円滑かつ平和的な政権移行手続きを早急に開始するべきだ」と訴えた。

 両氏は大統領選の集計状況について、共和党のトランプ大統領の票数は東部ペンシルベニア、南部ジョージアと西部ネバダ、アリゾナの各州でバイデン氏を下回っており、トランプ氏が逆転するにはペンシルベニア、ジョージアを含む3州で訴訟や再集計を通じて選挙結果を覆さなくてはならないと指摘した。

 その上で、過去20年間に州レベルで行われた31回の再集計で結果が覆ったのは3回で、変動した票数も平均430票に過ぎないとする民間団体の分析調査を紹介し、トランプ氏が逆転勝利できる可能性は極めて低いとの見方を示唆した。

 両氏はまた、今回は2000年の大統領選で共和党のブッシュ候補と民主党のゴア候補が南部フロリダ州での数百票をめぐって大統領選全体の勝敗を争ったのとは状況が違うとし、当時と同様の法的対応をとるべきでないと警告した。

 さらに、00年大統領選での結果確定の遅れがクリントン政権からブッシュ政権への移行手続きに支障を与え、ブッシュ政権が安全保障関連の陣容の構築に遅れたことが翌年9月の米中枢同時テロ発生につながったとし、「ことは米国人の命にかかわる」と強調。次期政権が新型コロナウイルス対策や経済回復を迅速に進めるためにも「(20年前と)同じことを繰り返してはならない」と強調した。

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