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バイデン氏、トランプ氏の敗北受け入れ拒否に「困惑」 欧州首脳と相次ぎ電話会談

記者会見に臨む民主党のバイデン前副大統領=10日、デラウェア州(ロイター)
記者会見に臨む民主党のバイデン前副大統領=10日、デラウェア州(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は10日、記者会見し、共和党のトランプ大統領が敗北を受け入れず訴訟攻勢を強めていることに関し「率直に言って困惑させられる」と批判した。

 バイデン氏は「差し障りのない範囲で言えるのは、(トランプ氏の行動は)大統領としての業績に資するものではない」と述べた上で「全ては来年1月20日(の大統領就任日)に結実する」とし、訴訟によって選挙結果が覆ることはないとの自信を示した。

 バイデン氏は10日、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相、ジョンソン英首相、アイルランドのマーティン首相らと電話で会談した。バイデン氏は一連の会談について「各国首脳は米国の民主主義体制が再び頑健で不朽であるとみなされることに期待を示した」としている。

 政権移行チームによると、各国首脳は北大西洋条約機構(NATO)も含めた米国との関係強化に前向きな姿勢を示した。

 バイデン氏の勝利に関し、上院共和党トップのマコネル院内総務ら同党議員の大半は、「不正の疑いがあれば法廷で真相を正す権利がある」として、トランプ陣営が提起した訴訟の行方を見守る構えだ。

 共和党のポートマン上院議員(オハイオ州選出)は10日の声明で、バイデン氏が大統領選での勝利に必要な各州の選挙人を確保していると指摘した上で、「トランプ陣営は、選挙で大規模な不正があったと主張するならば、それ裏付ける証拠を提示しなくてはならない」と強調した。

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