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バイデン氏に拉致被害者家族ら「拉致重視、継続を」

横田滋さんのお別れの会であいさつする拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん=10月24日午後、東京都千代田区(代表撮影)
横田滋さんのお別れの会であいさつする拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん=10月24日午後、東京都千代田区(代表撮影)

 米大統領選での勝利が確実となった民主党のバイデン前副大統領に対し、北朝鮮による拉致被害者家族らからは過去、米国が示してきた拉致問題への取り組み姿勢の維持に加え、解決に向けた早急な対応を求める声が続いた。

 田口八重子さん(65)=拉致当時(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(82)は報道各社へのコメントで、ブッシュ、オバマ、トランプと3人の大統領と家族会が面会してきたことに触れ、「米国は拉致への協力姿勢を見せ続けてきた。バイデン氏も同じような意気込みで対応してほしい」と期待感を示した。さらに、自身も含めた被害者家族の高齢化を念頭に、「解決に米国の協力は欠かせない。選挙に時間がかかったが、すみやかに動き始めてもらいたい」と要望した。

 米大統領による拉致問題への取り組みでは、現職のトランプ大統領が米朝首脳会談で、金正恩朝鮮労働党委員長に拉致を複数回、提起。来日時の家族との面会では、「絶対に立ち止まってはならない」と勇気づけるなど、“共闘”の姿勢を示してきた。

 支援組織「救う会」の西岡力会長は、「トランプ氏は歴代の米大統領で一番真剣に拉致に取り組み、北朝鮮に圧力をかけてくれた。留任がかなわなかったのは率直に残念」と吐露した。「バイデン氏にもこれまでの対北政策を維持してほしいが、ミサイル問題などで段階的な制裁解除に応じ、拉致が棚上げになるような事態にならないともかぎらない」と懸念を示し、「日本政府が米側へしっかりと働きかけを続けることが、非常に重要になる」と指摘した。

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