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バイデン氏「勝利」と報道 米主要メディア ペンシルベニア制す

 5日、米デラウェア州で演説する民主党のバイデン前副大統領。左はハリス上院議員(AP)
 5日、米デラウェア州で演説する民主党のバイデン前副大統領。左はハリス上院議員(AP)
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 【ワシントン=塩原永久】米大統領選でCNNテレビなどの米主要メディアは米東部時間7日午前(日本時間8日未明)、民主党のバイデン前副大統領(77)が「勝利した」と一斉に伝えた。バイデン氏が東部ペンシルベニア州を制し、当選に必要な過半数の選挙人の270人を確保した。共和党のトランプ大統領(74)は直後に「選挙終結には程遠い」との声明を出し、敗北を認めない意向を強調した。

 大統領選では州などに割り当てられた538人の選挙人の過半数(270人)を得た候補が当選する。

 開票が進んだペンシルベニア州について、CNNが7日午前11時過ぎ、バイデン氏の勝利が確実な情勢になったと報道。ほぼ同時刻にAP通信など主要メディアも当選確実と速報した。

 これまで253人を押さえていたバイデン氏が、同州に割り当てられた20人を加えて273人となった。トランプ氏の獲得選挙人は213人。

 バイデン氏は、選挙人の過半数獲得を目前にした6日夜に演説し、「政治の目的は終わりのない戦争ではない」と語った。開票が続く州で法廷闘争を拡大しているトランプ氏に、決着がつけば「停戦」を受け入れるよう呼びかけた。

 バイデン氏は民主党支持者の比率が高い都市部の開票や、郵便投票の集計が進むに連れて、同州で得票を伸ばしていた。これまでに中西部ミシガン州(選挙人数16)やウィスコンシン州(同10)を確保。ペンシルベニア州も制したことで、前回の大統領選でトランプ氏が勝利した「ラストベルト(さびた工業地帯)」の激戦州の多くを奪還した。

 ただ、AP通信によると、ジョージア州やペンシルベニア州は得票率の差が0・5ポイント以下の場合、再集計を行う規定がある。再集計になれば、正式に勝者が確定するまで、さらに時間がかかる可能性がある。

 大統領選では相手候補が当選確実となり、敗れた候補が敗北を受け入れる声明を出して決着するのが慣例だ。2000年には僅差となった南部フロリダ州で、民主党候補のゴア氏と共和党候補のブッシュ氏が法廷闘争となり、ゴア氏が最終的に敗北を受け入れた。

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