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激戦州で接戦続く トランプ氏「勝利した」 ラストベルト3州が行方決める

3日、米ペンシルベニア州で開票作業をする関係者(AP)
3日、米ペンシルベニア州で開票作業をする関係者(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、CNNテレビの4日午前8時(日本時間同日午後10時)の集計で、共和党のトランプ大統領(74)が激戦州の南部フロリダなど23州で勝利した。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も19州・特別区を制した。大接戦となった選挙戦は、東部ペンシルベニア、中西部ミシガンなどラストベルト(さびた工業地帯)の3州の行方が決め手となる。

 大統領選は各州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた538人の選挙人を争う。CNNによると、バイデン氏が224人、トランプ氏が213人を獲得したが、いずれも勝利に必要な過半数270人に届いていない。

 選挙戦への関心は高く、新型コロナウイルス感染防止のため利用が拡大した郵便投票を含む早期投票は1億人を突破。全体の投票者数も約1億6000万人に上り、投票率はこの100年ほどで最高の約67%に上るとの予測もある。多くの激戦州では、開票に時間がかかる郵便投票の急増で決着に遅れが生じている。

 そうした中、トランプ氏は4日未明、ホワイトハウスで演説し、集計途中の各州を制するとして「率直に言って勝利した」と宣言。投票日後に届く郵便投票の集計を「詐欺」として停止を迫り、「(連邦)最高裁に行く」と述べ、集計が続くなら法廷闘争に持ち込むことも視野に入れて対応する意向を表明した。

 一方、バイデン氏は4日未明、地元の東部デラウェア州で「勝利に向かっていると信じている」と発言。4日以降に届く郵便投票を含む集計作業を「辛抱強く」見守るよう訴えた。郵便投票は民主党支持者の利用が多いとみられる。3日消印なら票が遅れて届いても有効とされる州がある。

 大統領選は、米国の新型コロナ感染者数が世界最多となる中、トランプ政権の対応が争点となり、バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始したと批判した。

 上下両院選も大統領選と同時実施された。米メディアによると、下院では民主党が多数派を維持する公算が大きくなった。

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