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米上院、過半数めぐり接戦 下院は民主が多数派維持

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は、民主党が下院(定数435)で過半数を維持する見通しとなった。複数の米メディアが伝えた。上院(定数100)は接戦となっており、共和党が過半数を維持できるかが焦点。大勢の判明に時間がかかりそうな大統領選と合わせ、議会と政権の党派が異なる「ねじれ現象」が続くかも注目される。

 改選前、上院は与党・共和党が過半数を占め、下院は野党・民主党が多数派。ねじれ現象は政治の停滞につながりやすい半面、政権に対する議会のチェック機能が強まる利点もある。

 上院の改選議席は35議席。米CNNテレビによると、4日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、民主党が11議席、共和党が17議席を確保した。非改選の議席と合わせて民主党が46議席、共和党が47議席となった。過半数の51議席を目指し、残り7議席を争う。

 共和党では、トランプ大統領に近く、上院司法委員長として保守派のバレット最高裁判事の承認手続きを進めたグラム議員(南部サウスカロライナ州選出)が再選を果たした。

 グラム氏は民主党勢力による「落選運動」の標的にされていたが、上院選での資金獲得記録を塗り替える巨額の献金を集めた民主党新人のジェイミー・ハリソン氏を退けた。

 また、南部テネシー州から出馬したハガティ前駐日大使が初当選。南部ケンタッキー州選出のマコネル院内総務も再選を果たした。

 一方、共和党内の穏健派で、落選の危機にあるコリンズ議員が再選を目指す東部メーン州は4人が争う混戦で、結果判明まで10日から2週間かかる可能性があるという。

 下院選は全議席が改選された。米NBCテレビによると、民主党が228議席を確保した。共和党は207議席にとどまった。

 民主党では下院議長のペロシ議員が当選を確実にした。ペロシ氏は大統領選の当落判明をめぐる混乱が長引き、来年1月20日の就任日正午までに次期正副大統領が決まっていない場合、大統領代行を務める可能性がある。

 2018年の中間選挙で初当選した急進左派の若手、プエルトリコ系のアレクサンドリア・オカシオコルテス▽元ソマリア難民のイルハン・オマル▽黒人のアヤンナ・プレスリー▽親がパレスチナ移民のラシダ・トレイブ-の4議員は全員が再選を確実にした。

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