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激戦州残し接戦続く トランプ氏「勝利した」 郵便投票には不満、法廷闘争の意向示す

4日、米大統領選の開票が進む中、ワシントンのホワイトハウスで演説する共和党のトランプ大統領(ロイター)
4日、米大統領選の開票が進む中、ワシントンのホワイトハウスで演説する共和党のトランプ大統領(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、CNNテレビの4日午前5時(日本時間同日午後7時)の集計で、共和党のトランプ大統領(74)が激戦州の南部フロリダなど23州で勝利した。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も19州・特別区を制した。大接戦となっているが、トランプ氏は4日未明、「率直に言って勝利した」と宣言。遅れて届く郵便投票の集計を取りやめるよう要求し、集計が続くようなら法廷闘争に持ち込む意向に言及した。

 大統領選は各州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた538人の選挙人を争う。CNNによると、バイデン氏が224人、トランプ氏が213人を獲得したが、両候補とも勝利に必要な過半数270人に届いていない。

 東部ペンシルベニア州や中西部ミシガン、ウィスコンシン両州など多くの激戦州が集計途中だ。開票に時間がかかる郵便投票が急増したため、こうした州の決着は遅れる見通しだ。

 そうした中、バイデン氏は4日未明、地元の東部デラウェア州で「勝利に向かっていると信じている」と挨(あい)拶(さつ)。4日以降に選管に届く郵便投票を含めた集計作業を「辛抱強く」見守るよう呼びかけた。郵便投票は同党支持者の利用が多いとみられている。

 一方、トランプ氏はホワイトハウスで演説し、集計途中の各州を制するとして「勝利」を主張。投票日後に届く郵便投票の集計を「詐欺」として停止を迫り、「最高裁に行く」と訴訟も視野に対応する意向を表明した。3日消印なら郵便投票が遅れて届いても有効票とされる州がある。

 大統領選は、新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となる中、トランプ政権の対応の是非が焦点。バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始したと批判。トランプ氏は、バイデン氏が主張するように厳しい感染防止策をとれば、「不況に陥る」と訴えていた。

 上下両院選も大統領選と同時実施された。米メディアによると、下院では民主党が多数派を維持する公算が大きくなった。

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