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トランプ氏5州、バイデン氏6州制す 米大統領選、序盤は競り合い

トランプ米大統領(左、AP=共同)とバイデン前副大統領(ロイター=共同)
トランプ米大統領(左、AP=共同)とバイデン前副大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、米CNNテレビは、共和党のトランプ大統領(74)が南部ケンタッキー州や中西部インディアナ州など5州で勝利を確実にしたと報じた。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も首都ワシントンと、地元デラウェア州、ニューヨーク、メリーランド、マサチューセッツ各州など東部5州を押さえた。

 共和、民主両党が地盤とする州をそれぞれ制する形となっている。大統領選全体の勝敗の行方は今後、情勢が判明する南部フロリダ、ノースカロライナ、中西部ウィスコンシンなどの激戦州が左右する。ただ、一部の激戦州で集計に時間がかかる郵便投票が急増していることから、大勢判明が遅れる可能性もある。

 大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の選挙人を争い、過半数の270人を得た候補が勝利する。米CNNテレビによると、3日午後9時(日本時間4日午前11時)現在、トランプ氏の42人に対し、バイデン氏が59人の選挙人を獲得した。

 今回の大統領選は、新型コロナウイルス感染症対策のため各州で郵便投票の採用が広がった。郵便投票が「不正を招く」と主張し、法廷闘争も示唆してきたトランプ氏は3日、記者団に「われわれは選挙当日に誰が勝利したのかを知る権利がある」と述べた。同氏は4日以降に受け付けられる郵便投票の有効性に疑義を唱えている。

 大統領選への有権者の関心は高く、郵便投票と期日前投票を合わせた早期投票は記録的な伸びをみせた。AP通信によると、早期投票の総数は1億200万票と、前回選挙の投票総数の73%に上った。当日投票を含めた投票率は60%台半ばに達して記録的な高さになる見通しだ。

 米国では世界最多の新型コロナ感染者が出ており、大統領選ではトランプ政権の危機対応の是非が焦点となった。バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始してきたと批判。これに対し、トランプ氏は、バイデン氏が政権を握れば厳しい感染防止策をとり「不況に陥る」と訴えてきた。

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