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【米大統領選】選挙の仕組み 選挙人270人獲得で勝利

トランプ米大統領(AP=共同)、バイデン前米副大統領(ロイター=共同)
トランプ米大統領(AP=共同)、バイデン前米副大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン=住井亨介】米大統領選は、全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り振られた計538人の「大統領選挙人」の獲得を競う。3日の有権者による一般投票を通じて選挙人の過半数270人を獲得した候補が来年1月20日、次期大統領の任期をスタートさせる。

 各州には、地元選出の連邦上下両院議員の合計議席数と同数の選挙人が配分され、最多は西部カリフォルニア州の55人、最も少ないのがアラスカ州などの3人。連邦議員がいない首都ワシントンにも3人が配分されている。

 投票は、一般投票で有権者が各州の選挙人を選出し、選挙人が大統領を選ぶ間接投票の形をとるが、投票用紙には候補者本人の名前が書かれ、事実上の直接選挙となっている。

 48州と首都ワシントン(選挙人計529人分)は、1票でも多い候補が選挙人のすべての票を獲得する「勝者総取り方式」を採用。中西部ネブラスカと東部メーン両州では、上院2議席に相当する選挙人2人分は州全体の勝者が、残りは下院の選挙区ごとの勝者が1人分ずつを獲得していく方式をとっている。

 全米での一般投票による合計得票数が少ない場合でも、獲得した選挙人が多ければ勝利することがある。前回2016年の大統領選では、共和党候補のトランプ氏の総得票数は民主党候補のクリントン元国務長官よりも約290万票下回ったが、選挙人306人を獲得して当選した。クリントン氏が獲得した選挙人は232人にとどまった。

 投票結果が順調に確定されれば、一般投票で選出された選挙人は12月14日、各州で選挙人投票を行う。その結果がワシントンに送付され、来年1月6日に上下両院合同会議で開票され、次期正副大統領が正式に決まる。次期大統領は同月20日、連邦議会議事堂前で開かれる大統領就任式で宣誓し、就任する。

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