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【米大統領選】追うトランプ氏、1日5州の強行軍 9400万人が早期投票か

2日、米フロリダ州の空港で開かれた選挙集会で指をさすトランプ大統領(ゲッティ=共同)
2日、米フロリダ州の空港で開かれた選挙集会で指をさすトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日朝(日本時間同日夜)、投票が始まる。共和党のトランプ大統領(74)は1日から2日未明にかけて5州を遊説する強行軍で、全米支持率で先行する民主党のバイデン前副大統領(77)に対して巻き返しを図った。3日夜から始まる開票をめぐり、トランプ氏は今回急増した郵便投票を不正を招く「詐偽投票だ」と主張しており、郵便投票の集計を待たず、3日に勝利宣言するなどして、混乱が生じる可能性もある。

 トランプ氏は1日、中西部ミシガン、アイオワ両州、南部ノースカロライナ、ジョージア、フロリダの5州を遊説し、アイオワ州で「この選挙は『バイデン不況』か『トランプ大好況』のどちらを選ぶかがかかっている」と指摘。バイデン氏が政権を握れば新型コロナウイルスの感染防止のためロックダウン(都市封鎖)を実施し、景気が大打撃を受けると主張した。

 バイデン氏は接戦にある東部ペンシルベニア州での運動に集中。同州での演説で「われわれは恐れでなく希望を、分断ではなく調和を選ぼう」と訴えるとともに、同州での勝利が「決定的に重要だ」と述べた。バイデン氏は、同州や中西部の激戦州でトランプ氏に激しく追い上げられている。

 新型コロナ流行で、郵便投票と期日前投票を合わせた早期投票が増え、フロリダ大教授の集計では1日現在約9400万人で前回の投票総数の約68%。開票作業の遅れも懸念される。

 トランプ氏は郵便投票が不正を招く「詐偽投票だ」と繰り返し主張している。郵便投票は民主党に有利とみられており、当日の投票で同氏が優位でも、郵便投票の開票の結果で逆転される可能性がある。

 これに関連し、米ニュースサイトのアクシオスは1日、トランプ氏に近い3人からの情報として、3日の開票でバイデン氏より先行しているとみた場合、トランプ氏が一方的に勝利宣言する動きがあると報じた。

 トランプ氏は1日、この報道を否定したが、投票日後の郵便投票の受け付けをめぐり、法廷闘争に持ち込む可能性を示唆した。

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