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【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も

 女性票の中でもとりわけカギを握るのが、都市部の郊外に住む白人層だ。都市部や農村部と比較して無党派層が多いとされ、前回大統領選では、地域社会の治安維持を訴えたトランプ氏が支持を広げ、民主党候補だったクリントン元国務長官に勝利した要因の一つとなったとされる。

 子育て中の人も多い郊外の白人女性は家族の安全を第一に考えるとされ、トランプ氏は今回の選挙戦で人種差別抗議デモに伴う暴動に厳しい態度で臨み、治安対策の重要性を訴えてきた。ただ、ワシントン・カレッジのメリッサ・デックマン教授はこうした戦略は奏功していないとし、「郊外の女性は、暴動で被害を受けた人よりも、新型コロナによって死亡した人の存在を多く知っている。今回の選挙では、コロナ対策が何よりも重要となっている」と指摘した。

 長年の共和党員で、前回はトランプ氏に投票したクリーブランド市郊外の白人女性、パット・マケーナさん(72)は期日前投票で民主党のバイデン氏に一票を投じた。「トランプ氏は『コロナは収束に向かっている』というが、オハイオ州では拡大している。口を開ければ、自分の都合のよいことばかりで信用ならない」という。

 一方、反トランプ感情の高まりの中でも、揺るがない女性支持者が存在することも事実だ。デザイナーの白人女性(57)は周囲に明かさずトランプ氏に投票するといい、「私のように隠れたトランプ支持者はたくさんいる。何十年もかけて成果が乏しい政治家よりも、仕事ができるトランプ氏を選ぶ」と語った。

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