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【黒瀬悦成の米国解剖】トランプ氏は本当に負けるのか 再選へ4つのカギ

22日、米テネシー州ナッシュビルで討論会に参加するトランプ大統領(AP=共同)
22日、米テネシー州ナッシュビルで討論会に参加するトランプ大統領(AP=共同)

 1週間後に控える米大統領選で再選を目指すトランプ大統領の旗色は決して良くない。22日に行われた民主党のバイデン前副大統領との最後の討論会でも、トランプ氏は態勢の立て直しには成功したものの、目下の形勢を劇的に転換させるには至らなかった。

 トランプ氏は再選の望みを絶たれたのだろうか。

圧倒的勢いの選挙活動

 2016年の前回大統領選でトランプ氏が民主党のクリントン候補を相手に土壇場で逆転勝利を果たしたことなどを勘案すれば、真面目に選挙をウオッチしている研究者や記者であればあるほど、「バイデン氏勝利」を今の時点で断言できる者などいないはずだ。

 他方、米国で選挙があるたびに一種の丁半ばくちで「共和党が勝つ」と主張し続ける一部の評論家の方々が唱えるほど、トランプ氏は勝利が約束された立場にいるわけではない。

 それでも、道は険しいものの、トランプ氏の再選につながり得るファクターは存在する。

 第1に、トランプ氏および陣営による圧倒的な勢いの選挙活動だ。

 トランプ氏は24、25日の週末、南部フロリダなどの激戦州を含む6州を立て続けに遊説し、26日も東部ペンシルベニア州内の3カ所で大規模な支持者集会を行った。これに対し、加齢による老いが目立つバイデン氏は24日に同州で単発の集会を開いたのみだ。

 また、トランプ陣営は250万人以上のボランティア運動員を動員して激戦州を中心に戸別訪問のローラー作戦を展開しているとされ、新型コロナウイルス危機を受けて最近まで戸別訪問に慎重だったバイデン陣営に差をつけている。

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