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新START交渉大詰め 米大統領選にらみ米露駆け引き

 世界銀行によると、2019年のロシアの国内総生産(GDP)は米国の10分の1以下で、真っ正面からの軍拡競争では米国に太刀打ちできない。ロシアは新兵器開発を誇示しつつ、米国との間で落としどころを探るのが得策だと考えている。核超大国の地位を維持しつつ、米国との際限ない軍拡競争は抑えるのがロシアの政策目標だ。

 米露が全ての核弾頭数を凍結する代わりに新STARTを暫定延長する-。この米提案をロシアはいったん拒絶したが、露外務省は20日になって、米国が追加要求を持ち出さないとの前提で「核弾頭数の凍結に応じる用意がある」と譲歩の姿勢を見せた。

 一方、米国が求める中国の軍縮枠組みへの参加について、ロシアは「中国が望んでいない」と否定的だ。ロシアには中国の軍拡を潜在的脅威と認識する面があるものの、米欧と中露の対立が激しくなる中で、ロシアとしては中国に配慮し、良好な関係を維持せざるを得ない事情がある。

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